包茎手術は男性器にメスで切開する手術から、切らない手術まで色々な選択肢があります。最近では麻酔のための注射では細い針を使用したり、傷跡が目立たない術式が実用化されるなど従来に比べれば、包茎手術へのハードルは随分低くなりました。しかし包茎手術に対して胃までに恐怖や不安を覚える方が多いのも事実です。

現実に手術に失敗してしまい後悔するという事例も少なくないようです。保険適用外の慈悲診療で行うことも多いので、それなりの手術費用を払ったのに失敗してしまっては後悔することしきりです。包茎手術の失敗のリスクを抑えるのが賢明です。

包茎手術の失敗で多いのは、ツートンカラー

包茎手術をした後に失敗したとの思いを強くもつのは、いわゆる「ツートンカラー」になることです。ツートンカラーとは、手術後のペニスに色合いが不自然になってしまうというものです。カントン包茎でBの保険治療でも実施される環状切開法だけでなく、亀頭直下法でも起きる可能性があります。

環状切開ほうは包皮の戦端を切除し、機能面の改善を目的に実施されています。単純に先端部分のあまった皮膚を一部切除するというシンプルな方法なので、周辺の皮膚と手術跡では明瞭な色合いの違いが出てしまいます。表皮に覆われている部分は、光から遮断されているので、当然白味の強い強い色合いです。

保険外の自己診療でもよく行われている、亀頭直下法でもツートンカラーのリスクはあります。カリ首の直下で切開するので傷跡がめだちませんが、亀頭と他のペニスの部分がツートンカラーになりやすい傾向があります。ツートンカラーを防ぐには、包茎は解消しながら、切除範囲をおさえることが必要です。

また包茎手術の失敗談で比較的多いのは、手術部位周辺がケロイドになるというものです。ケロイドは切除で回復可能ですが、体質的にできやすい方が居るので、傷跡が盛り上がるなどの経験があるかたは、術前に主治医に相談してください。

包茎手術後の変形やはれの長期化

包茎手術後ははれが起きてしまうのは、ある意味必然と言うことが出来ます。包茎手術した部分では切開した部分で血管や皮膚が切れているので、血液やリンパ液が一時的に遮断されてしまいます。体液循環の流が一時的に機能不全になるので血液や体液が滞り、はれてしまうというわけです。

手術後の傷の回復により、血流は改善されるので時間が経過すればはれもひいていくので心配はありません。目安としては2週間から3週間ほどですが、個人差があり3ヶ月ほどかかる場合もあります。できる限り早く回復するには、手術部分をガーゼで圧迫します。また腫れはむくみの一種なので過剰な水分は禁物です。包茎手術後暫くの間は1日あたりの水分補給は1リットル内におさえ、食物をつうじて水分補給することを心掛けるがおすすめです。

ただ包茎手術後のはれ(ダウンタイム)とは区別するべき失敗が、ペリカン変形になります。名前の由来はペリカンのくちばしに似ていることにありますが、放置しておいても回復は見込めません。これはペニスでは場所により皮膚の厚みが違うので、きれいに縫合ができず皮膚の厚みがまちまちになり表面が変形するというものです。亀頭直下に多いので注意が必要です。

切らないヒアルロン酸も失敗のリスクがある

包茎手術の主流派メスを駆使して、切開を加えるというものです。ただし男性器に切開を加えることに抵抗感が強い方では、亀頭増大で包茎手術を済ませるニーズが高くなっています。切開を加えない術式では、ヒアルロン酸注射が代表的です。

ヒアルロン酸はたんぱく質の一種で、動物性たんぱく質に含まれるほか、人の皮膚の真皮層にも多く含まれています。肌のはりが維持されるのも、真皮層のヒアルロン酸の役割を大きいわけですが、この成分を亀頭部分に注射して亀頭を増大させて露出させるというわけです。

人体に含まれる成分なので安全性が高いとの印象をもつかもしれませんが、実際には高いリスクが指摘されています。亀頭は海綿体とよばれる血管のかたまりで形成されています。微細な血管が張り巡らされていますが、この箇所にヒアルロン酸などを注射すると血管で詰まってしまいます。

血管が詰まれば、その先の支配部位に血液供給がとまるので組織が壊死します。そしてペニスの増大効果を高める為に、大量のヒアルロン酸を注射するクリニックも存在しており手術後に50万円を超えるような高額な治療費を請求される事例も報告されるほどです。切らない手術は安全とは限らないので、ご注意ください。

まとめ

包茎手術は術式のなかでは比較的容易なレベルとされていますが、包茎手術後に失敗して後悔するという事例は一定数存在しています。一番頻度が高いのが手術部位の色あいにむらが出る「ツートンカラー」です。また手術部位でケロイドが発生することも。包茎手術で後悔する現象には、術後のはれや変形があります。手術後に暫くはれるのは生理作用ですが、ペリカン変形とよばれる深刻な事例もあるそう。

切らない包茎手術にヒアルロン酸注射も一部のクリニックで実施されていますが、リスクがあります。注射後の壊死などもありえるので利用には慎重な姿勢で臨むことが求められます。

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